大規模修繕体験記 1

大規模修繕

いよいよ始まります

3月4日

マンションの中庭に工事事務所が建ち、エントランスに工事のお知らせ掲示板が設置され、いよいよ大規模修繕が始まるんだなーという感じがしてきました。
これから年末まで、1年近い長丁場です。
うちの棟に足場が組まれるのはもう少し先みたいで、まだあまり実感がないのですが、近いうちにベランダを空にしないといけませんので、準備を始めようと思います。
施工業者さんがベランダの荷物を預かってくれるサービスがあるので、そちらも利用する予定です。

片付けはじめました|老木ローズマリーの処遇

3月23日

ベランダを空にする期限は1ヶ月先なのですが、廃品と残土の回収期限がなぜか1週間後までと指定されてしまったので、処分できるものから順番に片付けていきます。
まずはローズマリーの大鉢(写真の白い鉢)と、クレマチス4株やスイートピー等を植えていた30リットルの布鉢を空にしました。

上の2鉢分だけで、約50リッターの残土が出ました(ひえ~)。自分で捨てるのは大変!施工業者さんに引き取ってもらえるのはありがたいです。

クレマチスは、室内に持ち込めるよう小さい鉢に一株ずつ移植しました。
スイートピーも移植したのですが、根をたくさん切ってしまったのでちゃんと咲くかちょっと不安です。
それから、いちじく(ボーンホルムズダイヤモンド)とバラ(スノードン)を預かってくれるひとのおうちに運びました。


大規模修繕の際、私が独立したときからずっと一緒だったローズマリーの老木をどうするか、悩みに悩みました。

結局、
 ・挿し木のスペアがある
 ・修繕中の置き場所が確保できそうにない
 ・重た過ぎて移動が困難
という理由から、処分することに決めました。

毎年植え替えのために鉢から抜くだけで腰を痛めるぐらい、とにかく重たくて、年をとって動かせなくなる前に処分できてよかったのかもしれません…とはいえ、ずっと一緒で思い出いっぱいの樹とさよならするのはとても寂しいです。
挿し木から育った子株があるので、そちらを大事に育てていこうと思います。

ベランダの不用品処分、ほぼ完了

4月3日

ベランダの粗大ごみと残土の回収が終わりました。
古くなった鉢台と大量の土を処分し、一部のバラとイチジクを花友さんに預かってもらって、ベランダがすっきりしてきました。

とはいえ、開花待ち~開花中のと、室内保管用の花がまだこんなにあります。

写っているのは一部で、まだたくさんある💦

施工業者さんに預ける荷物もダンボールに詰めてひとまとめに。

ついでに色を塗り替える予定

こちらの物置は解体して室内保管します。中には灯油缶が2本入っており、それは玄関に置くしかなさそうで、修繕期間中は玄関が狭くなりそうです。

外廊下側の工事始まる

5月21日

大規模修繕工事が本格的に始まりました。
足場を組む金属音は窓を閉めればほとんど聞こえないんですけど、ドリルか何かの音が腹に響く感じでとにかくうるさいのなんのって!
自宅が仕事場だとこういうときに逃げ場がなくて困ります。
こんな騒音の中、犬を置いて自分だけどこかに逃げるわけにもいかないし。
この先何か月も爆音に耐えないといけないのかと思うと暗澹たる気持ちになります。
大規模修繕を控えた皆さん、特に日中家から逃げられない人、ペット飼ってる人は、可能なら引っ越した方がいいですよ!なんちゃって…

外廊下の床材が剥がされ、コンクリートがむき出しになってました。

震災の被害か、隠れていた大きなひび割れがあらわに

5月23日

引き続き、共用廊下側の作業が進行中…

コーキングを剥がしたら、コンクリート壁のかなり奥の方までひびが入っているところがありました。2011年の震災の時に割れたのだと思います。

この場所は窓枠の下で、室内側は出窓になっています。震災時は、ここのちょうど真裏にあたる室内側の壁にも大きなひび割れができました。

ちなみに、この部分も含め、2011年の震災直後に結構なお金をかけて応急修理したはずなのですが…
直ってないじゃん!と文句を言ったら「そりゃ『応急』修理だもの」と言われた…そんなばかな

こちら↓が同じ場所の震災直後の様子。

震災直後は、目に見えるひび割れ部分を応急修理で埋めただけのようです。
相当奥深くまでダメージいっちゃってるように見えるけど、元通りに直るんでしょうか…

続きます