急に気温が下がってきたので、蕾がついていない株から植え替えをはじめました。
北国ではもたもたしているとあっという間に寒くなってしまうから(汗
バラの植え替えは休眠期の冬に行うのが一般的ですが、凍える寒さの中、鼻水をすすりながら作業をするのは肉体的にきついので、寒くなる前に植え替えてしまいます。
根洗いしたりたくさん根を切ったりしなければ、失敗はあまりないかと思いますが、自己責任で…
こちらは挿し木から2年経過したショコラロマンティカを5号スリット鉢から抜いたところです。
土だけ替えて元の鉢に戻すつもりでしたが、思ったより根がたくさんあったので、7号モスポットにお引越しさせました。
用土は、使用済の「バイオゴールドの土 ストレスゼロ」と「プロトリーフ粒状かる~い培養土」と赤玉土が混ざったもの。ゴミと微塵を除去後、真夏の灼熱ベランダ(日が当たるとタイルが熱すぎて素足じゃ歩けないくらい)で熱と日光に晒して消毒をしてから、アンナプルナ(再生材)とバイオゴールド元肥を混ぜて使っています。
バラなどを植え替えた後には、ものすごい量の残土が出ます。大量の土を小分けにして何度もゴミに出すのは面倒だし、毎年土を捨てては買うという行為が金銭的にもばかばかしいと思うようになり、数年前から再生が楽な(残った根や微塵を除去しやすい)粒状の土に変えました。
再生土は悪玉菌や害虫の残留、連作障害が心配されますが、消毒して良い再生材を使えば何とかなりそうだなという印象です。今のところ目立った生育不良は起きていません。
余談ですが、この土、バラの専門家の方の評価はいまいちで「もっと有機物が豊富な土じゃないと…」とダメ出しされたことがあります。それももっともなご意見だと思います。
まぁ用土選びも植え替え時期も人ファーストってやつですね(汗