リラ
「紫系でカップ咲きで四季咲きで病気に強くてブルー系の強香」という、わたしの好きな要素を満たしたバラだというので、去年新苗を買いました。

購入店の品種紹介では「半日陰NG(弱い)」となっていますが、半日陰ベランダでもきれいに咲きました。
ですがこのお方、半日陰よりも寒さに弱いかもしれません。(お店の商品ページに「寒さに弱い」と書いてありました。見落としていた…)
というのも、夜間低温続きだった春先に伸びた枝には蕾がつかず、全部ブラインドになってしまって。
生長が止まった枝を放置していたところ、暖かくなったら新芽が伸びて、ちょっと遅い一番花というタイミングで咲いてくれました。

花径は6cm前後の中輪です。
香りは言うほど強くありません。中香かな。咲きはじめは甘めの香りで、開くとブルーローズの香りがしてきます。
今のところ樹高は60cm程度。(バラの中では)コンパクトサイズに収まりそうです。
一番花が終わって一ヶ月ほどで二番花が咲きました。


リラの花びらはイングリッシュローズなどの繊細な花びらと違って厚くしっかりしているので、気温30℃超でもチリチリにならず、比較的長持ちします。
枝は細いけど花は上向きで自立するので、狭いベランダでも邪魔になりません。


暑さで香りはほとんど飛んじゃってますが、かすかにブルーローズの香りがしました。

早くも三番花です。このバラは開花サイクルが切り花品種並みに早い…と思います。


春よりカップが浅いけど花の形は夏も崩れません。
暑さに強いバラだと思います。(逆に寒いのは苦手とカタログに書いてあります)


秋のリラ





今の樹高は鉢の高さと合わせても1mないくらいで、とてもコンパクト。
ベランダにちょうどいいサイズだと思います。
四季咲き、小型、花びらぐるぐる巻き、色良し、香りよし。言うことなしのバラです。
青紫系のバラはこれだけでいいかも。(欲を言えば香りがもっと強ければ…)
シャリテトワ
今井ナーセリー作出の切り花品種です。
これは自分で挿し木したものではなく、苗を正規販売店(森農園ネットショップ)で購入しました。


ベージュカラーが今風でおしゃれです。
今井ナーセリーさんによると、香りはブルー系の中香とのことですが、まだ樹が未熟なためか、今のところブルー系よりはティー系の香りの方が勝っているような…

花はそこそこ立派ですが、全体はまだこんなおチビさんです。
来年に期待しましょう(汗
その後、木が弱って枯れてしまいました。残念です。